【月曜から夜ふかし】万世橋のトイレ下の謎空間が話題…感想・反応まとめ【真相は?】
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#月曜から夜更かし で万世橋のあそこをやってる pic.twitter.com/9pr5K3uJuK
— あやとり🍀まい (@ayatori_mai) July 19, 2021
万世橋の謎の空間、マジで謎だった pic.twitter.com/qlBiRsui5P
— すてら(バーンマイト) (@Story_terrorV2) July 19, 2021
万世橋のドラクエっぽい謎空間
— ゆるふわ怪電波☆埼玉 (@yuruhuwa_kdenpa) July 19, 2021
中こんなんになってたのか#月曜から夜更かし pic.twitter.com/uud0ShCEDC
今日の夜ふかし、万世橋の話がなかなかDQなカンジで興味深かった。
— se-bam (@806026colo) July 19, 2021
今度現地行こ。
月曜から夜ふかし見てたら万世橋から見える謎の空間を気にされてたベーシストの方、検索してみたら身長175cmだった^^ pic.twitter.com/mcIu9XsZDq
— ぬめこ (@numeko) July 19, 2021
万世橋の下のなぞ空間、月曜から夜更かしでやってたけど、テレビ見た感じでは、あの場所は野菜の荷降ろしの一時保管場所みたいな感じなのかな?今となっては何の空間なのか誰にも分からないって凄いな、管轄する国も知らないとか何だそりゃ。
— きつね (@gurugurufox) July 19, 2021
万世橋の下のあのダンジョンは、あの橋を渡る人全員の謎だったでしょ。内部を見られたのはちょっと感動。
— 城 (@jo_akaato) July 19, 2021
万世橋のあの空間はトイレだったと聞いたことが
— しも (@gosiiba) July 19, 2021
万世橋の遺構は行ってる人が何人か居るからググれば出るで#月曜から夜ふかし
— コンバトラ@ZEE (@konnbatoravvvvv) July 19, 2021
これって結局はっきりしてないんだよね、万世橋の階段
— やむこーいち (@ki3_yumkoichi) July 19, 2021
万世橋の謎空間の話、月曜から夜ふかしでネタになってましたけど国土交通省でも用途分からないんですね...でも中の写真見れたのは貴重ですね
— 飴玉ろっく🍅 (@v_loid) July 19, 2021
万世橋の謎空間、アレ船着場っていうのは聞いたことあったけど、国土交通省すらなんなのか把握出来てなかったのか
— タダご飯は今無職 (@hikki_boro) July 19, 2021
月曜から夜ふかしで万世橋のトイレ下の謎空間のことやってたけど、あれ調べた人がいて、地下トイレって結論は出ていたよなあ…
— T.Fukui (@tfukui1120) July 19, 2021
図書館で借りた火保図にもWCって書いてたし。
※少し前に話題になったツイート
秋葉原の万世橋の公衆トイレ下にある、辿り着けない謎の空間。階段は船着場だったらしいけど、小部屋に関してはほんとに謎。 pic.twitter.com/JSJAHGJlf2
— Saho. (@urbex_34) May 12, 2021
反対側の小部屋は、警察関係の資材置き場になっているらしい。
— Saho. (@urbex_34) May 12, 2021
ヨコからすいません。この方のブログに詳細が載っています。5記事あり、直リンクは切れてますが記事一覧から辿れば船着場の方の詳細も出てきますよ。https://t.co/J4F1Msyct1
— わんtique tones (@antiquetones) May 12, 2021
他の記事のリンクも載せておきます。
— わんtique tones (@antiquetones) May 13, 2021
トイレの地下部屋は旧トイレとして作られたものの、設備は取り付けられずトイレとしては完成しないままだったようです。
①https://t.co/3ijqKh3R3Y
※詳しい考察
秋葉原の南側にある万世橋。
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
その下流側の南北それぞれの袂に袂に謎の設備があります。
私、当サークルTJ1914の資料担当も気になってはいましたが、全く別内容の同人誌制作時にかき集め資料から
『作りからいって少なくとも南側はたぶんトイレだろうな~』
と思っていました。 pic.twitter.com/RIqd8YZKmC
そんなある日、我がサークルの、親愛にして偉大なる輝ける明星たる編集担当殿より
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
『断固として資料を収集し、謎施設について究明せよ』
との指示が下り、だららんと資料収集をする事となりました。
で、結論は以下の通りです。
・南側はトイレ。
・北側は不明なれど、荷揚場の可能性あり。
まず万世橋南側の公衆トイレ下にある謎設備から、証拠を出しながらの説明です。
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
前述の通り、私個人としては先達の皆様の調査と、当サークルが和元年冬コミにて頒布した『鉄道屎尿輸送本』製作での資料収集から『公衆トイレだろうな』と漠然と考えていました。
で、公衆トレであるという前提で調査しましたところ、ビンゴでした。
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
話しは少し遠回りになりますが、撮影させて頂いた各図面を元に説明させて頂きます。
まず現在の万世橋の前に、明治36(1903)年に架けられた『前』万世橋の頃には、設置時期は不明ですが、同位置に公衆トイレは既にあった模様です。 pic.twitter.com/om3OEOFRhD
前tweetでアップした3枚の図面画像の説明ですが、それぞれ旧万世橋図面に、新万世橋と、新万世橋付替時の仮橋に関する図面です。
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
1枚目が全体、2枚目が公衆トイレ付近拡大、3枚目画像が公衆トイレの拡大です。 pic.twitter.com/UH4YyqQLFu
この旧万世橋図面に、新万世橋と工事中の仮橋に関する書き足した図面ですが、はっきりと同位置に公衆トイレとあります。
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
なので、新万世橋付替の差に改めて公衆トイレを設置したものと思われます。
その下流側南詰に関する図面がこれらです。 pic.twitter.com/dSHbc6n2yR
前tweet画像の説明です。
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
一枚目は図面題名部分アップ。
二枚目は図面全体図。
三枚目は水面側から見た平面図部分拡大。
四枚目は上空から見た平面図部分拡大。
現在の遺構と図面内容は大変酷似しています。 pic.twitter.com/df6cIYkjhe
しかしこれら図面が綴じられていた書類綴りには、肝心の内部構造に関するものがありませんでした。
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
なので『トイレとして設計された図面はある』ものの『トイレとする内部図面』が未発見だったので、トイレと断定までは、正直出来ない状況でした。
なので、別の書類綴りを調べていきましたところ、公衆トイレと断定ずることが出来る図面や内部構造が記されたものやが発見出来、公衆トイレであると断定することが出来ました。それがこれらの画像です。 pic.twitter.com/ltcflJ6BqB
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
前tweetの画像の説明です。
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
一枚目が公衆トイレ位置と下水管への配管に関する平面図。
二枚目が公衆トイレ全体設計平面図。
三枚目が内部構造部分平面図部分拡大。
四枚目が内部構造部分水面側から断面図部分拡大 pic.twitter.com/n0H8TnHwjI
なので、一連のtweet図面画像と、現在も上部分に公衆トイレがあることから、おそらくですが現在の万世橋付替の際に設置された公衆トイレの遺構であることはほぼ間違いないと思われます。
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
なお公衆トイレだったという他の証拠ですが、次tweetから画像を使って、再度説明させて頂きます。
まず東京市が昭和10(1935)年に発行した、公衆トイレ使用調査に関する組織資料から、旧東京35区のうち神田区設置公衆トイレ一覧と使用実績等の画像です。 pic.twitter.com/H87evAirfY
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
前tweet画像の説明ですが、
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
一枚目は神田区の全体画像。
二枚目は万世橋脇トイレの関する部分の拡大です。
だ、万世橋脇トイレの住所は『(神田区)須田町1-23』となっていますが、これはおそらく『須田町2-23』の誤植と思われます。 pic.twitter.com/xjx2rOaH5f
『須田町2-23」を誤植とした理由ですが、明治期~昭和初期までの地図を調べましたが、この地区は、おそらく大正~昭和初期に住所変更がおこなわれ、それ以前は別の町名、『柳町』か『平永町』のどちらかだっと思われます。
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
ただ住所変更後~現時点では神田区、もしくは千代田区『須田町2-23』です。
そして、千代田区図書館所蔵の『火災保険特殊地図』には、以下画像のように記されています。 pic.twitter.com/K9oXIG2kaf
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
この地図の製作時期は不明ですが、
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
・万世橋が駅がある
・万世橋駅より南側に線路が延びている。
・表記が神田区
等から、
・大正8(1919)年3月1日~ 昭和22(1947)年 3月15日
・大正8(1919)年3月1日~ 昭和18(1943)年11月 1日
頃に制作されたものと思われます。 pic.twitter.com/D73azAECYn
そして同地図には万世橋南側脇下流側に公衆トレが記されていて、住所が『須田1-23』となっています。
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
なので少なくとも、同位置に公衆トイレがあったことは確実と思われ、組織資料が誤植かつ、謎の設備が公衆トイレの遺構である可能性は非常に高いものと思われます。
なお北側の謎設備ですが、『北側調査の明瞭な指示』がなかったことから、まともに調べておらず、図面類は一切未発見です。
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
ただ、既に紹介済みの『火災保険特殊地図』では『荷揚場』と記されていたり、先達の方が紹介した内部構造の写真や、外観からいってトイレではないと思われます。 pic.twitter.com/2yMLrLDRmh
北側に関しては、
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 7, 2020
・現在、万世橋警察署が倉庫として使用している。
・所有権?自体は国道管理事務所がもっている。
・南側に比べると天井が低すぎる。
等から、私個人としてはトイレではなく、別用途に使用されていたと推測しています。
なので『荷揚場』としての可能性も高い思っています。
令和2(2020)年8月15日追加情報
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 15, 2020
この一連のtweetで紹介した製作時期不明の千代田区図書館所蔵『火災保険特殊地図』に着いて新たに判明したこと。
・地図発行時期を更に絞ることが出来ました。 pic.twitter.com/x73cJZPRv1
前回のtweetでは
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 15, 2020
・大正8(1919)年3月1日~ 昭和22(1947)年 3月15日
・大正8(1919)年3月1日~ 昭和18(1943)年11月 1日
のどちらかの間に制作されたものと推測しましたが、今回万世橋北詰上流側脇に建っている『神田高等女学校』から、更に年代を絞ることが出来ました。 pic.twitter.com/pbQXtyaUl0
『神田高等女子学校』が万世橋脇に所在していた時期は短く、同校の沿革によれば
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 15, 2020
・大正15(1926)年 ~昭和10(1935)年
の間だったそうです。
更に『火災保険特殊地図』の製作時期は、国会図書館によれば昭和初め~昭和30年代だったそうです。
となりますと、この『火災保険特殊地図』の製作時期は
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) August 15, 2020
・大正15(昭和元 1926)年~昭和10(1935)年
に絞られ、この地図の万世橋が、現代の万世橋である可能性が高くなり、北詰謎施設の用途も、この地図にある通り神田川の水運に関わっていた『荷揚場』の可能性が高まったのではないか思われます。 pic.twitter.com/M2uifqzQ31
この件ですが、最終的には同人誌として発酵させていただきました。
— TJ1914@安比奈本、朝霞本の増補版を制作中 (@tojo1914) May 13, 2021
現在、秋葉原の書泉ブックタワーさんでの店頭と、とらのあなさんで委託頒布させていただいております!
さっきはまだ在庫たっぷりありましたw! pic.twitter.com/ETLEjjQLek